2chまとめ ブログランキングへ
1: 財テクしたい人 2014/01/23(木) 21:55:20.22 ID:21ACf31Y0
Bitcoin(ビットコイン) の メリットとデメリット

引用元: ・世界連邦共通通貨ビットコインについて語るスレ

201: 財テクしたい人 2014/03/01(土) 18:47:56.65 ID:I+7j9BVt0
メリット
・どの国でも利用できる
・オープンソースで誰にもコントロールされないフリーな構造。国籍を持たない民主的な通貨?
 (デメリット編でこれは却下される。販売網を持つ者や利用コントロール権のある国家が、結局はビットコインを駆逐する。)
・P2P型システムで構築されているため、ハッキングができない。(できたとしてもハッキングに要する費用のほうが高い)
・口座を凍結される心配がない
・最先端の暗号処理で安全な取引ができる
・決済手数料が非常に安価
・銀行などを介す必要がない個人対個人の取引ができる
・中央銀行が存在せず発行は採掘(マイニング)と呼ばれる疑似鉱物を採掘するようなシステムによって行われる
・通貨の担保はp2pネットワークそのものであり各国政府によって保証された現行通貨とは著しく異なる
・以上のような価値交換通貨システムをマイニング行為で作り上げることそのものが価値であり、
 P2Pで構成されているシステムであることが信用であり、
 それを基にしてこのシステムと価値の維持&拡大はだれにも牛耳られることなく成立している。

これらに反するデメリットに続く。

203: 財テクしたい人 2014/03/01(土) 18:50:51.47 ID:I+7j9BVt0
デメリット
・決済完了は瞬時にはできない。
・システムネットワークそのものをハッキングできなくても、換金されるまでのどこかがハッキングされれば、意味はない。
 結局、現実の通貨と交換できるということにしとかないと、誰も価値を認めない。
 ドルや円やその他通貨が存在する前提じゃないと、存在できないという、ひどく不安定な状態なものであり、
 自立した民主的貨幣でもなんでもない。
 「国家の後ろ盾がある政府紙幣に換金できる」というのが最大の支えで成り立っているにすぎない。
・実体をもたない通貨という不安感と仕組みの複雑さで万人に安心利用されにくい(しかし理解はそれほど難しいことではない)
・誰がどれくらい持っているか把握ができないので脱税に使われる恐れがあり国家運営には都合が悪い。
・匿名性がゆえに反社会的勢力の資金ともなっている。
 犯罪での入手がバレても、匿名なので使用可能で逃げ切りができるため、犯罪に使われやすい。(身代金やウィルスなどの現金代わり)
 匿名で取引が完結するビットコインを通したマネーロンダリングで、犯罪で入手した資金を追うことができなくなる。
 (そのため、アングラマネーがたくさん流入したところで各国がいっせいに規制を発表すれば、
 コイン価値は急落し、アングラ団体の資金を一気に減らすこともできる)
・すべてのログは記録されていて匿名性はないとされている。しかしP2Pに分散したログを実際に好きなだけたどれるかどうかは別問題で、
 現実的にはたどることが不可能では。
・普及されると各国は通貨の安定性をコントロールしにくくなり、脱税やアングラマネーが増えるので政府(国民)が困る。
 手数料が得にくくなるクレジットカード会社と銀行も困るw

つづく

204: 財テクしたい人 2014/03/01(土) 18:51:44.79 ID:I+7j9BVt0
つづき
・政府が自国通貨の安定化やアングラマネーの増加をくいとめるためにビットコイン使用規制を発表すれば、価値は暴落する。
 過去に何度か起きており、本格規制すればビットコインそのものが無価値なデータにすぎなくなる。
 P2Pシステムなのでデータ流通は規制しようがないといっても、政府はビットコインとリアル物資の変換の規制が可能なので、
 そうなればP2P上のデータそのものが無価値になる。
 それでもアングラ物資との取引ができるが、
 そうなったときには政府はビットコインの所持そのものを違法化すれば、所持=逮捕することも可能。
 政府発行貨幣ではない貨幣の危うさが常に付きまとう以上、一般的になることは難しく、暴落リスクが常に増え続ける。
・投機的側面で暴騰暴落を繰り返すため、日ごろの決済手段としての安定的な実用性に乏しい
・各国政府によって価値が担保されておらず、盗難被害、データやパスワード消失被害にあってもだれも補償してくれない。
 「誰にもコントロールされない、自立した市民通貨」といえばきこえはいいが、
 逆に言えば、「誰も安定責任を負わない、無責任な市民通貨」といえる。
・死亡などで使われないビットコインの発生→小数点で単位を増やして対応→いつ誰がどのように決定するか不明。
 それらが適切に可能かどうかも疑わしい。
 リアルタイムにそれを行えないので、リアル物価がそれに追従するタイムラグの発生もあり。
 また、それを行うと、中央のコントロール者が現われることとなり、
 ビットコインの非コントロール性による支配者が生まれないというメリットも消える。

つづく

205: 財テクしたい人 2014/03/01(土) 18:52:16.96 ID:I+7j9BVt0
つづき
・採掘は時間が立てばたつほど難しくなり、電力もかかる。
 システム維持にひたすら電力を浪費させる地球環境に悪い通貨となりえて、
 システムが大きくなるほど最終的に消費される電力は手数料を上げる方向に働いていき、ビットコインの意味があまりなくなる。
・誰にもコントロールができないシステムである以上、ある程度拡大した後に一気に一定方向に動き出すと止めにくくなったり、
 元の状態に戻ることができないほど大きな障害となりえる危険性がある。
・自然災害や巨大太陽風などで、ビットコインデータの部分的な修復不可能なほどの破壊が起きる可能性がある。
 1億円分のビットコインをもっていても、復元できなければ一瞬でパー。
 管理団体がないので犯罪や災害などで消失しても誰も保障してくれない。
 一度でも起きれば皆がリスクを嫌って離れていくだろう。

つづく

206: 財テクしたい人 2014/03/01(土) 18:54:24.24 ID:pmE7JJq90
つづき
・ビットコインの新規供給量は、未来になればなるほど減っていくように設計されている。
 そのため、できるだけはやく入手し、使わずにもっておけばおくほど自分の利益が出るようになっている。
最初から、投機的に価値は上昇し、バブルが起きるように設計されているということ。
そしてバブルになって上限に近づいたときに上昇リターンより暴落リスクが上回り、いっせいに換金され、バブルがはじける。
ここまでシステム的にくみこまれている。つまり最初にコインを入手できる開発者がローリスクで一番儲かり、
後の参加者ほど高値で買わされており、その分、暴落ハイリスクを負っている。
便利な通貨とは名ばかりで、使った後にまた入手しようと思えば、前より高いレートで買わなければならないので、
使わないで保存するのが一番であり、通貨としては機能せず、投機ババ抜きゲームになるように設計されている。
(そのため、開発者が匿名なのか。中本という身元不明の日本人ということになっているが、アメリカ人などの可能性も高い。)
つづく

207: 財テクしたい人 2014/03/01(土) 18:56:34.23 ID:GzyqCWxo0
つづき
しかし以下のように、ビットコインの公式ページではビットコインのシステムには平等性があり、
仮想信用の創造を担保としたねずみ講ではないと言いはっている。

Q.ビットコインは早期に採用した人に不公平に利益を与えてしまわないか?
A.早期採用者はリスクを冒して確立していないビットコインに投資したため、多くのビットコインを保有している。
これによりビットコインが現在の状態に発展し将来へつながる基礎を作ることができた。
投資の成功により利益を収めるのは公平であると言える。
いずれにしろビットコインがもたらす経済への変化、利益、恩恵のほうが初期投資の額よりはるかに大きいだろう。

Q.ビットコインはねずみ講ではないのか?
A.ビットコインでは早期投資者は価値の増加により利益を得られ、後期投資者は利便性の高い安定した通貨を利用することで得をすることがで

きる。

上記のように、ビットコインの公式ページでは、
ねずみ講のような先行利用者の圧倒的に大きな利益を正当化し、
後から利用する人にも利便性があるのでビットコインは有益な存在なのだとしているが、
先行参加者と後からの参加者が受ける利益の差が、その引き受けるリスクの差に比べて大きすぎる。
ビットコインの利便性なんて1%の変動リスクで軽く吹っ飛ぶ程度の小さなものであるから、
このシステムの参加者はそのような利便性でビットコインを使っているのではなく、
単に投機目的に利益に目がくらんで使っているに過ぎない。
ねずみ講式の投機ゲームの初期参加者が、利益にたいする妥当なリスクを払っているわけがないし、
後から参加するものほどリスクが高くなるので、リスクが上回りだすとき、必ずそのバブルがはじける時が来る。
市民通貨でもなんでもなく、P2Pで開発者&現金化までをも匿名にしたデジタルねずみ講。
「このデータ(のコイン)はこれこれこういう理由で価値があるんだ」として、それ自体を商品にしているマルチと同じ。
つづく