1: 的井 圭一 ★ 2016/02/26(金) 00:08:15.54 ID:CAP_USER*.net
生命保険会社や銀行など国内の機関投資家が海外の債券などへの投資を急増させている。
財務省が25日発表した14~20日の対外証券投資では、週間ベースの買越額が比較可能な2005年以降で最大となった。
日銀のマイナス金利政策で国内金利は低下しており、25日には全ての日本国債の利回りが年1%を下回った。投資家は利回りが高い海外証券に活路を求めている。
国内投資家による対外証券投資全体の買越額は2兆3267億円。大半は満期までの期間が1年を超える中長期の債券で、買越額は1兆9千億円にのぼる。
急増の背景は、日銀が16日に始めたマイナス金利政策による国内債券の金利低下だ。
25日の債券市場では最も満期までの期間が長く、金利も高い40年物の国債利回りが前日より0.055%低い(価格は高い)0.975%と、初めて1%を下回った。
長期金利の指標となる10年物国債はマイナス0.065%と連日で過去最低を更新。20年債や30年債も軒並み最低となった。
代表的な海外の中長期債である満期まで10年の米国債の金利は1.7%台で推移している。
生命保険協会の筒井義信会長(日本生命保険社長)は19日の記者会見で「もはや国債での運用は困難だ」と発言。国内投資家は運用先として金利が高い外債に投資妙味を見いだしている。
海外の証券を買うためには、円を元手にドルなどの外貨を調達する必要がある。その際に出る円売りが外国為替市場で急速に進む円高の歯止めになる可能性がある。
一方で足元で投機筋による円買いの勢いは強い。
「投資家が将来の円高による損失を回避するためにあらかじめ円買いに動いていることが、一段と円高に振れやすくしている」(シティグループ証券の高島修氏)との指摘もある。
http://mw.nikkei.com/content/pic/20160225/96958A9E93819594E0E79AE2878DE0E7E2E0E0E2E3E49797EAE2E2E2-DSXMZO9770368025022016EE8001-PB1-4.jpg
日本経済新聞 2016/2/25 21:36
http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLASGF25H0U_V20C16A2EE8000/
財務省が25日発表した14~20日の対外証券投資では、週間ベースの買越額が比較可能な2005年以降で最大となった。
日銀のマイナス金利政策で国内金利は低下しており、25日には全ての日本国債の利回りが年1%を下回った。投資家は利回りが高い海外証券に活路を求めている。
国内投資家による対外証券投資全体の買越額は2兆3267億円。大半は満期までの期間が1年を超える中長期の債券で、買越額は1兆9千億円にのぼる。
急増の背景は、日銀が16日に始めたマイナス金利政策による国内債券の金利低下だ。
25日の債券市場では最も満期までの期間が長く、金利も高い40年物の国債利回りが前日より0.055%低い(価格は高い)0.975%と、初めて1%を下回った。
長期金利の指標となる10年物国債はマイナス0.065%と連日で過去最低を更新。20年債や30年債も軒並み最低となった。
代表的な海外の中長期債である満期まで10年の米国債の金利は1.7%台で推移している。
生命保険協会の筒井義信会長(日本生命保険社長)は19日の記者会見で「もはや国債での運用は困難だ」と発言。国内投資家は運用先として金利が高い外債に投資妙味を見いだしている。
海外の証券を買うためには、円を元手にドルなどの外貨を調達する必要がある。その際に出る円売りが外国為替市場で急速に進む円高の歯止めになる可能性がある。
一方で足元で投機筋による円買いの勢いは強い。
「投資家が将来の円高による損失を回避するためにあらかじめ円買いに動いていることが、一段と円高に振れやすくしている」(シティグループ証券の高島修氏)との指摘もある。
http://mw.nikkei.com/content/pic/20160225/96958A9E93819594E0E79AE2878DE0E7E2E0E0E2E3E49797EAE2E2E2-DSXMZO9770368025022016EE8001-PB1-4.jpg
日本経済新聞 2016/2/25 21:36
http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLASGF25H0U_V20C16A2EE8000/
引用元: ・【経済】海外証券投資、マイナス金利で急増 買越額 比較可能な2005年以降で最大
【【経済】海外証券投資、マイナス金利で急増 買越額 比較可能な2005年以降で最大】の続きを読む